マクロビオティックとは、玄米を中心としてバランスのとれた食事をする食事療法のことをいいます。
マクロビオティックは、動物性の食品や食品添加物をできるだけ食べずに、野菜や大豆のような自然由来で植物性のものを食事の基本としているのも特徴です。
日本で生まれた食事療法なのですが、海外セレブなども実践していて有名です。
そこで、今回はマクロビオティックとダイエットの相性について解説していきます。
目次
マクロビオティックダイエットは効果あり!
実は、マクロビオティックは、健康のみならずダイエットにも効果はあります。
マクロビオティックはカロリー制限ができる
マクロビオティックは、先ほども述べたように動物性の食品を摂らないようにします。
動物性の食べ物は、肉・魚・卵・乳製品のようなものです。これらは調理法として、油などを使用する機会が多く、カロリーが高くなっていく原因になります。
また、白砂糖や甘味料のような食品添加物も食べないようにするので、必然的に甘いスナックは食べなくなります。
あんこ
食物繊維を多く摂取できる
マクロビオティックは、野菜や大豆製品などが中心の食事になります。
ですから、植物に含まれる食物繊維をたくさん摂取することができるのです。
また、玄米にも食物繊維が多く含まれています。なぜなら、玄米は精米しておらず、白米になる前の籾殻がついた状態だからです。
食物繊維は、ダイエットにおいてとても重要で、血糖値をコントロールする上で必要不可欠です。
食物繊維を食事の中に多く取り入れることで、肥満や病気の原因になる血糖値の急上昇を抑えることができます。
血糖値については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

玄米は良く噛むから満腹感アップ
玄米は白ご飯と違って、固く噛み応えがあるのが特徴です。
だから、自然と良く噛み、ゆっくりご飯を食べることができます。
注意しなければならないのは、玄米は良く噛まないと消化しずらくなるということ。
消化不良でお腹が痛くならないためにも、良く噛むことを心がけるべきですね。
マクロビオティックダイエットと激しい運動の組み合わせは危険
マクロビオティックは、ダイエットに効果的であることは先ほど述べました。
あんこ
やはり肉や魚は体に必要不可欠
マクロビオティックでは、動物性の食品を食べることは避けなければなりません。
でも肉や魚のような動物性のタンパク質は、体の筋肉をつくったり脂肪を燃やすために必要なエネルギー源になるのです。
運動もしているという人にとっては、なかなか成果が出にくいものになるのではないかもしれません。
また、動物性のタンパク質が不足すると、肌荒れや抜け毛の原因になることもあります。ダイエットして綺麗になりたいのに、肌と頭はボロボロになってしまったということもあり得ます。
激しい運動との組み合わせは栄養失調になるかも
マクロビオティックは、低カロリーで続ければもちろん痩せることができます。
しかし、低カロリーの食事を続けながらの運動は、栄養不足です。
ランニングや筋トレのような激しい運動をするという人は、栄養失調でフラフラになってしまう可能性もあります。
また、貧血になったり疲れやすい体質になったりすると、日常生活にも影響してしまうので、注意しなければなりません。
【まとめ】少しでもマクロビオティックを取り入れることでダイエットは効果的になる
このようにマクロビオティックは、低カロリーで食物繊維が豊富な点でダイエットに効果があるといえます。
しかし、筋肉をつくったり脂肪を燃焼する動物性のタンパク質がどうしても不足してしまうのがデメリットです。
これらのことからマクロビオティックでダイエットをする場合は、毎日行うのではなく、週に何回と期間を決めて行うといいでしょう。
マクロビオティックは健康にもいいですし、やらないで損はしないと思います。
ダイエットの一環として、マクロビオティックは少しでも取り入れ、ダイエットをより効果的にしましょう。
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