噛めば噛むほど味が出て、おつまみにも多くの方から好まれている「スルメ」。
小さな子どもから大人まで多くの世代で愛されている食べ物ですね。
つい食べ過ぎてしまいがちですが、食べ過ぎること自体はOKなのでしょうか?
特にダイエット中だったら糖質やカロリー、塩分が気になりますよね!
今回の記事では「スルメ」の栄養素についてや食べるときの注意点について紹介していきます!
目次
スルメの主な栄養素はなに?
スルメ(100gあたり)の栄養素は以下の通りです。
カロリー:334kcal
糖質:0.4g
タンパク質:62.9g
https://healmethy.com/press/squid-calories/
スルメは他のイカ系おつまみと比べてかなり低糖質
スルメ100gあたりの糖質は0.4g。
恐ろしいくらい低糖質ですよね!
他のイカ系おつまみ(100gあたり)と比べても、
さきいか:17.3g
燻製:12.8g
イカの塩辛:6.5g
https://healmethy.com/press/squid-calories/
というように、糖質に関してはかなり優秀であることが分かります。
イカそのものが低糖質ということもありますが、
スルメの場合、あまり添加物や調味料が使われていないという面が低糖質に結びついています。
カロリーは意外にも高めだから注意!
スルメのカロリーは100gあたり334kcalです。
他のイカ系おつまみ(100gあたり)と比べてみましょう。
さきいか:279kcal
燻製:206kcal
イカの塩辛:117kcal
https://healmethy.com/press/squid-calories/
意外にもスルメはカロリーが高いことが分かります。
と思った方も多いでしょう。
実際、イカ自体のカロリーは低いです。
しかし、スルメは完全に乾燥させて凝縮されていますから、必然的にカロリーが高くなってしまっているというわけなのです。
スルメは塩分が高いからむくみに注意!
スルメの100gあたりの塩分は3.0~4.0gになっています。
推奨されている1日の塩分摂取量は男性8.0g・女性7.0gです。
普通は1食(1袋)あたり20gくらいですから、結局はあまり気にしなくてもいいのかも知れません。
しかし、スルメはつい食べ過ぎてしまうことが多いですよね。
そう考えると、食べる分の塩分量は1.0~2.0gくらいになるのではないでしょうか。
スルメだけでこの塩分摂取量なのであれば、これは「摂りすぎ」になってしまいます。
塩分を摂りすぎてしまうと、それを薄めようとして水分を溜め込むので「むくみ」の原因になります。
ダイエット中であれば、見た目も痩せないし体重もなかなか減ってくれません。
スルメはダイエット中に食べてもOK?
実は、スルメをダイエット中に食べることはメリットが多いのです。
よく噛むことで満腹中枢を刺激できる
まずスルメといえば、あの噛み応えですよね。
よく噛むことで、脳の満腹中枢を刺激して食べ過ぎ防止にもなります。
食べ物をよく噛むことは消化吸収をゆっくりにしてくれるので、ダイエット中にありがちな血糖値の急上昇を防ぐことができます。
あと噛むという行為は脳の血流を良くする効果もあるので、集中力アップやストレス解消にもなるので、噛むことはとっても重要なのです!
低糖質で高タンパクだからおやつにもグッド
高タンパク低糖質のスルメは、おつまみだけでなく「おやつ」としてもおすすめです。
スルメは血糖値の上がりやすさを示す数値であるGI値が低い食べ物でもあります。
スルメのようにGI値が低いおやつに変えてあげるだけで無理なくダイエットに励むことができるのです。
GI値については以下の記事にくわしく書いています。

スルメを食べるときの注意点
スルメには注意して食べなければならない点もあります。
消化が悪くて下痢や腹痛になる可能性アリ
スルメはとても腹持ちがいい食べ物です。
逆に腹持ちがいいので、お腹にスルメが残ったままになり、消化不良で腹痛や下痢を起こしやすくなります。
特に、食べ過ぎてしまうと胃酸がたくさん分泌されるので、注意が必要です。
あんこ
これは、お腹の中で水分を吸ったスルメが膨らんでしまうことが原因のようです。
【まとめ】スルメはダイエット中におすすめのだが食べ過ぎ注意!
スルメは高タンパク低糖質ということもあり、ダイエットにおすすめの食べ物と言えそうです。
よく噛んで食べることができたり、低いGI値であったりすることもプラスです。
ほどほどに食べる分にはOKですが、やはりスルメはつい食べ過ぎてしまうこともあると思います。
食べ過ぎは、下痢や腹痛の原因になりかねませんし、スルメのカロリーは決して低くはないということだけは覚えておいてくださいね!
あと、塩分が多いのでむくみやすくもなります。
スルメはダイエット中におすすめですが、塩分や体調の面から食べ過ぎは禁物です!

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