ブロッコリーは緑黄色野菜の一種で、栄養満点なことで知られていますよね。
ビタミンも豊富なため、美肌や免疫力アップの効果も期待できます。
しかし、ブロッコリーって大きいと食べにくかったり、少し固かったり、苦かったり…
そのせいか、ブロッコリーのつぼみばかり食べて、茎の部分を捨てている人がほとんどのようです。
これ、すごくもったいないんです。
ブロッコリーの栄養は、意外にもメインに見えるつぼみよりも茎の部分にあるのです!!
そこで、この記事では、ブロッコリーの栄養素、茎も使う調理法、ブロッコリーの茎を食べる時のポイントを書いていきます。
ブロッコリーは意外と手軽に食べられる、体にとてもいい食材なんですよ!
目次
ブロッコリーの栄養は茎にある?
ブロッコリーには多くの栄養が含まれていますが、実はよく食べるつぼみの部分ではなく、茎のほうにあるんです。
茎の部分って、硬いし調理が面倒なイメージがあって、簡単に捨ててしまいますが、それは自ら栄養を捨てているのと同じなんです!
ここで、今一度ブロッコリーで摂れる主な栄養を見ておきましょう。改めてどんな栄養がブロッコリーにあるか知ることで、茎の重要性がわかるはずです。
どんな栄養がある??
ビタミンC
→ブロッコリーに、最も豊富に含まれる栄養です。
ビタミンCは、美肌、風邪予防、疲労回復などに効果があります。
ビタミンE、Kなどの他のビタミン類も多いです。
カリウム
→カリウムは、体内の塩分を排出して血圧を下げる働きがあります。
そのため、血圧が高い方は、積極的に摂りたい食材ですね。
また、むくみをなくしてくれる作用もありますから、女性にもうれしいですね♪
食物繊維
→ブロッコリーには、野菜類の中でも特に多く食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は腸の働きを活発にし、便秘を改善してくれるのでダイエットにも非常に効果的です。
葉酸
→赤血球を作るもとになる葉酸は、「造血のビタミン」と言われています。
妊娠中の女性が摂取することで、赤ちゃんの先天性の病気を防ぐ効果もあります。
栄養を逃がさないレシピは??
それでは、ブロッコリーの茎を使ったレシピを見てみましょう。
でも、ブロッコリーの茎を使うとなると、下準備が必要だったり、切る作業が増えたりと、色々面倒くさい気がしますよね?
そこで、忙しい現代人の皆さんでも、手軽に、早く、おいしくできるレシピを集めました!
ズボラな筆者でもできるものばかりなので、是非参考にしてみてください!
ブロッコリーの茎レシピ①
ブロッコリー茎の塩昆布ナムル
<材料>
ブロッコリー茎 1 株
*鶏がらスープの素 小さじ1/4〜
*塩昆布 軽くひとつまみ
*ごま油 大さじ1/3〜
胡麻 ひとつまみ<作り方>
①ブロッコリーの茎は根元を切り落として皮を厚く剥き千切りにします。耐熱容器に入れラップをしてレンジで40秒〜1分チンします。
②水気を切ったブロッコリーの茎と*を合わせ最後に胡麻を入れたら出来上がり♪
夜の晩酌のお供に最高です(笑)
週末に買ったブロッコリーをあらかじめ輪切りにして冷凍しておくと、電子レンジで温めてあえるだけなので、もっと簡単です!
ブロッコリーの茎レシピ②
ブロッコリーの茎と余り物で大雑把スープ
<材料>
ブロッコリーの茎 1株
もやし 1袋
ウィンナー 好きなだけ
和風顆粒だし 大さじ1くらい■ 醤油■ みりん■ お湯
<作り方>
①ブロッコリーの茎を薄めに切って炒めます②お鍋にお湯を沸かしブロッコリーの茎、もやし、ウィンナーを放り込みます
③具材にいい感じに火が通ったらだしとみりんを入れて醤油で味を調節してください
④味が薄ければ醤油と顆粒だしをたしてください
参考:ブロッコリーの茎と余り物で大雑把スープ by はげたむ
スープはある程度ほったらかしが可能ですし、ブロッコリーの茎も煮込まれた分、柔らかくて食べやすくなります。
体が温まって、代謝が上がりますよ♪
ブロッコリーの茎レシピ③
ブロッコリーの芯(茎)のきんぴら☆
<材料>
ブロッコリーの芯(茎) 1株分
人参 4センチ
ごま油 大さじ1強
●みりん 大さじ1
●砂糖 大さじ1/2
●醤油 大さじ1
いりごま 適量<作り方>
①ブロッコリーの芯(茎)は皮を厚めにむいて、横に2等分(4センチ位)に切り、マッチ棒のように切る。同様に人参も切っておく。
②フライパンを熱し、ごま油をしき、人参→ブロッコリーの芯の順に炒める。
③火が通ってきたら、みりん、砂糖、醤油を加えてからませる。
④仕上げにいりごまをひねりながら加えて、さっと混ぜたらできあがり♡
参考:ブロッコリーの芯(茎)のきんぴら☆ by seicchi_a
おかずにも、お弁当にも万能なきんぴらです!ブロッコリーの茎と、こぼうの食感を楽しめるので、結構満腹感もあります。
多少調理工程はありますが、一度使ってしまえば保存もききますよ!
ブロッコリーの茎を食べるポイントは??
ブロッコリーの栄養をなるべく効率よく摂るために、気をつけることはあるのでしょうか?
茎を捨てないことはもちろんですが、できることなら、摂れるだけ栄養を摂ってしまいたいですよね!
そこで、ブロッコリーを食べる時の気をつけるべきポイントを集めました!
ブロッコリーの茎を食べるポイント①
調理法
ブロッコリーにたくさん含まれるビタミンCは、熱に弱く、失われやすいという弱点があります。
そのため、長時間高熱にかける料理よりかは、温野菜などの蒸し料理、電子レンジ調理がおすすめです。
どうしても加熱したい場合は、弱火でできる煮込み料理がいいでしょう。
ブロッコリーの茎を食べるポイント②
食べる量
ブロッコリーは、100gで1日分のビタミンを摂れるなどという話がありますが、スーパーで売られているブロッコリーが通常100〜200gぐらいだと思うので、とても食べ切れる量ではないと思います。
なので、1日を通してブロッコリーを食べるというよりは、食事に一品ブロッコリー料理を足すくらいの感覚で大丈夫です。
足りない栄養は、他の食材で補いましょう。
ブロッコリーを食べすぎるとどうなるかは、こちらの記事でまとめています。
合わせて読んでみてください。

ブロッコリーの茎を食べるポイント③
たまにサボる
正直、普段料理をしない人や、忙しい人にとって、いちいちレシピを考えるのは面倒だと思います(笑)
筆者もかなりズボラなので、手間のかかる調理は本当にしません。
最近では、冷凍ブロッコリーを買ってきて、電子レンジで温めたものをそのまま食べたりしています。
ポイントとしては、細かく切られているものよりも、茎を残した大ぶりのものを選ぶことです。
お好みで少量のドレッシングや、オリーブオイルをかけてもいいですよー!
【まとめ】ブロッコリーの茎は栄養満点!捨てずに食べよう。
ブロッコリーの茎には、つぼみよりも多くの栄養があり、捨ててしまうのはもったいないことがわかりました。
しかし、ビタミンCは熱に弱い性質があるため、調理法にも気をつかう必要がありますね。
冷凍ブロッコリーを使ったり、味付けを工夫して、効率よくブロッコリーの栄養を摂り入れましょう♪
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