ブロッコリーは体に良い食べ物だと知られていますよね。
それならば!とたくさん食べたくなってしまう気持ちもわかります。
しかし、いくら体にいいからと言って、ブロッコリーの食べ過ぎは害になってしまうのです!
良いものは食べれば食べるほど作用するわけではないんですね。
そこで、この記事では、ブロッコリーの食べ過ぎによる害、食べ過ぎを防ぐポイントを書いていきます。
せっかく体に良いブロッコリーですから、自分のためになる食べ方をしたいですよね。
ブロッコリーの茎の栄養についてまとめた記事はこちらです。あわせて読んでみてください!

目次
ブロッコリーの食べ過ぎはどうなるの?
ブロッコリーは健康に良いんだ!なら、たくさん食べまくろう!!と思ってしまいそうですが、
ブロッコリーの食べ過ぎは、体に良くないことが作用してしまいます。
ブロッコリーの食べ過ぎは、いったい体にどんな悪影響を及ぼすのでしょうか?
早速、見ていきましょう。
ブロッコリーの食べ過ぎの影響①
体臭がきつくなる
ブロッコリーを食べ過ぎると、体臭がきつくなります。
健康や見た目に気を遣ってブロッコリーを食べているのに、体臭がくさいとかつらすぎますよね(泣)
なぜ体臭がきつくなるのかというと、ブロッコリーに含まれているコリンという成分が原因です。
コリンは、トリメチルアミンという、魚の臭いに似ている物質を体の中で生成させてしまいます。
よって、トラメチルアミンは、体臭をきつくする作用を持っているということです。
例えば、ニンニクやお肉を食べた翌日、体が油っぽい時がありますよね。それと同じような感覚だと思います。
ブロッコリーの食べ過ぎの影響②
元気がなくなる
ブロッコリーはビタミンが豊富に含まれており、食べると免疫力がアップすると言われています。
しかし、食べ過ぎるとかえって元気が出なくなると言うのです!!
どうして体にいいブロッコリーが、体から元気を奪ってしまうのでしょうか?!
それは、ブロッコリーに含まれている、コイトロゲンという成分が、甲状腺機能低下症を引き起こすからです。
甲状腺機能低下症は、血液中の甲状腺ホルモンが低下した場合のことです。
甲状腺ホルモンが低下すると、むくみ、体重増加、無気力感などを引き起こします。
特に生のブロッコリーの食べ過ぎによる作用が大きいようなので、なるべく加熱調理をするようにしましょう。
ブロッコリーの食べ過ぎの影響③
胃に負担がかかる
ブロッコリーの食べ過ぎは、食物繊維やビタミンを多く摂取してしまうことになるので、必然的にお腹がゆるくなります。
お腹がゆるくなると、仕事や学業に支障をきたしてしまいますし、何度もトイレに行くのは少し気まずいですよね(笑)
特にお腹が弱い人は、よりお腹に影響をきたしやすいので、気をつけましょう。
ブロッコリーを食べ過ぎないようにどうする?
ブロッコリーをたくさん食べても、体にいい作用どころか、
悪影響を及ぼすことがわかりました。
それでは、体にいい影響を与える範囲で、ブロッコリーを食べるにはどうしたらいいのでしょうか??
ブロッコリーをコントロールする、いくつかのポイントをまとめてみました。
食べ過ぎを防ぐポイント①
100~200gまでを目安に食べる
ブロッコリーで体臭がきつくなるのは、ブロッコリーを1kgぐらい食べた時だと言われています。
スーパーで売られているブロッコリーが、だいたい100~200gぐらいですから、
いくらブロッコリー好きでもそんなに食べられないのではないでしょうか(笑)
といっても、個人差はあると思うので、
毎日数百g食べていたら、体内に蓄積されてくさくなることもありえそうです。
お腹をゆるくしないためにも、
ブロッコリー摂取量の目安は、1日に多くても100~200gくらいまでを限度に食べるようにしましょう。
食べ過ぎを防ぐポイント②
1食をブロッコリーメニューにする
ブロッコリーの摂取量を、gで考えるのが難しい場合は、
1日の食事のうち、1食をブロッコリー料理にする感覚でいましょう。
例えば、朝昼食は普通に食べて、夜をブロッコリー料理に置き換えるといったものです。
夕食時はエネルギー消費がしにくい時間帯なので、
ブロッコリー料理に置き換えるだけでダイエット効果もありますし、翌日のお通じもよくなりますよ☆
食べ過ぎを防ぐポイント③
他の食材と組み合わせる
ブロッコリーだけで満腹感を得ようとすると、どうしてもかなりの量のブロッコリーを食べないといけませんよね。
そうなると、やはり体への悪影響が出てしまう場合があります。
ブロッコリーが体にいいからと言ってブロッコリーだけを食べるのではなく、
あくまでも普段の食事にプラスして、他の食事とのバランスを考えるようにしましょう。
そうすれば、ブロッコリーを食べたくないときに他の食材で食物繊維や、ビタミンを摂取できますし、
栄養バランスが偏る食事の時は、ブロッコリーをプラスするだけで、
一気にバランスが整うというわけです。
そうすることで、一度に多くのブロッコリーを消費する必要がなくなりますよ!
【まとめ】ブロッコリーの食べ過ぎは、体臭と精神状態・腸内環境を悪化させる!
ブロッコリーは基本的に体にいい食材ですが、あまりに食べ過ぎると体臭の悪化、精神状態、腸内環境の悪化につながることがわかりました。
食べ過ぎと言っても、1kgを言うので極度の心配はいりませんが、
一日に食べる目安の量や、他の食材とのバランスを考えることで、ブロッコリーの適度な量を守れるはずです。
ブロッコリーをいい状態のまま体に届けられるように、少しだけ気を遣ってあげましょう。
コメントを残す