健康志向が高まる中で、0カロリーやカロリーオフの商品数はここ数年で一気に増えました。
ひと昔前は0カロリーといえば、0コーラなどの飲料が中心でしたが最近では食品も0カロリーのものが多くあります。
0カロリー食品で一番に思い付くのは「0カロリーゼリー」ではないでしょうか?
美味しく食べ応えのあるゼリーが0カロリーなんて素晴らしいですね!
一見ダイエットの強い味方に見えますが、本当に0カロリーゼリーはダイエットに向いているのでしょうか?
今回は0カロリーゼリーについてご紹介します。
目次
ダイエットで0カロリーのゼリーは本当に太らない?
もし毎日0カロリーのゼリーを食べても全く太らないのでしょうか?
0カロリーなので太るわけない!と言いたいところですが、0カロリーのゼリーには意外な落とし穴があります。
0カロリーになる理由は?厳密には0ではない
実は0カロリーのゼリーは厳密には0カロリーではありません。
嘘つき!と言いたくなるところですが・・・。笑
成分表示にも決まりがあります。
食品の場合、100gあたりのカロリーが5カロリー以下の場合は0カロリーと表示しても良いのです。
なので200gの0カロリーゼリーを食べた場合は10キロカロリー摂取しているということになります。
普通のゼリーと比べると微々たるカロリーですが、0カロリー食品にもカロリーがあるということは知っておくといいと思います。
炭水化物が入ってることは結構ある
0カロリーゼリーの成分表示をよく見ると炭水化物が入っている場合があります。
0カロリーなのになぜ炭水化物が入っているのか疑問ですね。
炭水化物と聞くと糖質をイメージしますのでさらに疑問が深まります。
ここでポイントなのは炭水化物=糖質ではないということです。
炭水化物は糖質と食物繊維が合わさったものです。
ゼロカロリーゼリーに含まれる炭水化物は全てが糖質ではなく、食物繊維も含まれているのでご安心を。
0カロリーでも食べ過ぎると太る
厳密には0カロリーではないとしても、微々たるカロリーなのでたくさん食べても大丈夫!
炭水化物は含まれているが、全て糖質ではないし太らない!
本当に大丈夫なのでしょうか?
0カロリーの食品を食べすぎることで起こる問題はないのか考えてみましょう。
人工甘味料って太る?体に安全?
0カロリーの食品は人工甘味料を使って甘さを出しています。
人工甘味料の甘さは砂糖の数百倍と言われています。
人工甘味料は天然の甘味料(砂糖)と違い、僅かな量でも甘さを出すことができます。
僅かな量で甘さが出すことができ使用量が少なく済むので、カロリーが抑えられるという仕組みです。
一見便利な人工甘味料ですが、味覚を鈍化させてしまうという問題があります。
味覚が鈍化することで食べ物の甘さを感じにくくなり、どんどん甘いものを欲してしまう悪循環に陥ります。
アメリカの研究では人工甘味料(ゼロカロリー飲料)を定期的に摂取している人は糖尿病のリスクが高いという結果も出ています。
健康のために食べているつもりが、過剰に食べてしまうと逆に健康から遠のいてしまします。
0カロリーではないゼリーよりは太らない
人工甘味料を使用していることから食べ過ぎはよくありませんが、量を守って普通に食べる分には問題ありません。
カロリーは圧倒的に普通のゼリーやデザートよりも低いので、ダイエット中はうまく活用することができます。
0カロリー食品のオススメな食べ方
0カロリーゼリーは手軽にサッと食べることができます。
なので、3時のおやつ・食事置き換えなど様々なシーンで食べることができそうです。
どのように食べるのがベストなのでしょうか?
食事とセットで食べることでカロリーが抑えられる
食事と一緒に食べることをオススメします。
ゼリーは満腹感を得ることができるため、食事の食べ過ぎを抑えることができます。
また、ゼロカロリーゼリーだけを食べると、食事をしているのにエネルギー(カロリー)が入っていない状態になります。
ゼリーだけを食べると脳がエネルギーを欲し、かえって食欲が増してしまうことがあります。
私も3時のおやつにゼロカロリーゼリーを食べていたことがありますが、食べ終えてから異様に甘いものが欲しくなった記憶があります。
結局普通のお菓子を食べてしまって罪悪感を感じたことがあります。
【まとめ】ダイエット中の0カロリーゼリーはダメではない
ダイエット中に0カロリー食品を食べることは悪いことではありません。
むしろうまく利用することで、食べ過ぎを防ぐことができます。
0カロリー食品しか食べないなどの極端な方法をしてしまうと、人工甘味料の作用によってかえって太ってしまうこともあります。
バランスよくストレスがない範囲で0カロリーゼリーを利用しましょう!
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